富岡 2024年8月10日
令和6年8月9日、公立七日市病院を会場として行われた、群馬大学大学院、安田正人先生による研修会に、施設長、相談員、事務主任の3名で参加してきました。
今回は表題の中の、特に真菌についての理解を深める内容であり、一見すると白癬菌による症状と区別がつかないものが多い事や、治療においては症状が目で確認できなくなった後も、1ヶ月程度は外用薬の塗布を続ける必要があることなど、医療的な観点を中心に、真菌との向き合い方を考えさせてくれるものでした。
我々が日常的に研修を行うとなると、介護の観点からは、予防するにはどうしたらいいかといった、環境を整える内容になることが多いのですが、今回の研修では、真菌とは何か、治療に向けたアプローチはどのようなものが考えられるのかなど、内容的にはとても専門的なものではありましたが、新鮮な気持ちで、とても興味深く講義を拝聴することが出来ました。
「水虫」という言葉は日常的にも聞き慣れたものではありますが、真菌が体に及ぼす影響は幅広く、また適切な治療を行わなければ重篤なものにも繋がるという事が大変よくわかりましたので、まず利用者の皆様が感染しない様に予防、もし感染・発症の場合は速やかに対応できるように、今回の研修で得た知識を生かしていきたいと思います。