2018年12月31日
12月19日に行われた社内研修では外部の講師を招き、「高齢者に関わる人による身体拘束~行動制限によるご利用者様の喪失感への理解~」ということで研修を行いました。
「虐待はなくなるものではない」という一言から始まりました。
・私たちは日常生活の中で“相手と上手くやっていると思っていても、相手が傷ついている事も多い。
・自分が正しいと思っても他者が虐待と思えば通報されてしまう。
・通報される前にコミュニケーションを取りながら、職場をよくしていくことが重要である。
・プライベートで何かあり、心にゆとりがない(精神的に不安定)な時は、それが支援に出てしまうこともある。
・身体拘束をする際に“安全”という言葉を言い訳にしていないか?身体拘束を行う前には十分な検討を行う必要がある。
・コミュニケーションをとる際には“誰に向けている話か”“全員いい話として聞いているか”を考える。大人数に受けた話でも、その話を好まない人もいる事も理解する。
・複数の職員が虐待として考えず、長期間その支援を続けていた場合には重大な事故(虐待)に繋がる
・“虐待”という言葉がないということが危険。
・施設としての通報義務を怠らない。外部からの通報は施設のペナルティが大きい。事前に通報し、対応していることを伝える事が大事。
上記のようなお話をされました。
社内研修の様子は12月の社内研修をご覧ください。
投稿者 N